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「五足の靴」をゆく  平戸編     森まゆみ著

   左の写真は王直居宅跡です。

 

 2012年8月帰省時に撮影したものですが、王直は1500年代前期の後期倭寇の頭領で、当時週刊ポストに「五峯の鷹」(安部龍太郎著)として連載された小説の影の主人公です。火薬の原料となる硝石や硫黄の貿易で戦国時代の大名に多大な影響を与えたと言われています。

 

 森まゆみ著「五足の靴」をゆく の、平戸再訪の場面でこの屋敷が登場します。

「五足の靴」とは、明治40年夏、与謝野鉄幹 北原白秋 吉井勇 平野萬里 木下杢太郎の五人が南蛮文化への興味を胸に九州にひと月の旅をした紀行文です。小作品ですが、それ以後の南蛮文化の流行に深く影響を与えている。

 

 
 

 

  森まゆみさんは、5人が旅行した足跡を聖地巡礼として10年がかりで丹念に巡りました。

 その成果が 「五足の靴」をゆく になっている。

 

 五人が平戸で訪れたのがこの王直の居宅の跡にあった下島家で、「案内された書斎は瀟洒として気持ちがよかった。窓から樟の大樹が見える。枝の間には300年前の開港場が見え透く」、「更に庭前には朝鮮から来た酒壺が累々と転がって居、室には古い阿蘭陀皿があるのを見ると、身辺に一種異様な雰囲気の逼るのを感ずるのであった」こう書いたのは南蛮文化研究に最も熱心だった木下杢太郎にちがいない。とあります。

 

 じつはこの本では約1ペ−ジにわたって大曲家を訪問したときのことが記されています。

そのなかの一つに、生ガキや魚のリュウキュウ漬けなどの昼食を頂いたこと、美味しい魚の食べられる町、そして美しい住まい、なんと豊かな暮らしだろうと描写されている、

 

 


 

hirad3519 | 平戸の文化 | 16:10 | - | - | - | - |

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